ブログのタイトルってむずかしいよね

さなえちゃんと一緒にたっきーの家に泊まりにいった日、たっきーが作ってくれた杏仁豆腐おいしかったよね。あの日の夜はホテルみたいにピカピカの白シーツと上品なタオルケット(きっと高価なんだろうな)を使わせてもらったりして、旅館に来たみたいだったね。そしてその夜に私はたっきーに勧められて楳図かずおの「洗礼」を読んだんだ。

 

昨日、大学の学校祭に遊びに行きました。相変わらず微妙な盛り上がりだったけど、なんかすごく青春の香りがしてとにかくずっと頭が痛かった。夜に花火なんか打ち上げちゃったりして私たちがいた頃よりずっと学校祭らしい雰囲気になっていました。在学生じゃなくてよかったと心から思った。“学校祭最終日の打ち上げ花火“・・・・字面を見ただけで吐きそうになる!!

学校祭といえば、たっきーと中高時代の「学校行事のときだけ優しくしてくれる女同級生」の話で盛り上がったことがある。その話は「何はともあれ嫌われたくない」みたいな結論に落ち着いたんだけど、そこに行き着くまでの会話で、たっきーは“嫌われたくないから媚びを売る“タイプで、私は“嫌われたくないから距離を置く“タイプっていう話をしたの、今でもたまに思い出す。「心の底は同じなのにこんなに違う人間になるんだね」とかって話した。

たっきーって本当に優しい子だったけれど、あの過剰な気遣いのどこかには強烈な「嫌われたくない」があったんだろうなって思う。もう半ばクセというか本能みたいに根付いちゃってたんじゃないかな、と分析している。

 

 

男になってたっきーに片思いしたい。話すこと全部おもしろいねって、たっきーが言ってほしそうなこと全部汲み取って聞いてあげたい。それでたくさん「綾子ちゃんのこと好きだよ!」って言う。めいっぱい時間かけて近づいて、いつかたっきーが甘えてくれるまで尽し続けたい。でもたっきーはきっとつまんない男だって思うんだろうな!攻略がむずかしいよ。これからの思い出を作れないんだからせめて妄想くらい自由にしたっていいよね?って頭の中でたっきーの色んな姿を思い浮かべる。裸くらいどうにかして見ておけばよかったです。なおちゃん本採用おめでとう!

 

 

たっきーが私にピッタリだから!とDVDに焼いて渡してくれた映画は「デリカテッセン」。かわいい映画だった。